PostgreSQL学習記録1
データベースクラスタ
PostgreSQLの扱うデータはすべて、データベースクラスタにある。
データベースクラスタの実体はファイルシステム上のひとつのディレクトリである。
windows7にPostgreSQL9.6をインストールした際のデータベースクラスタはこんな感じ。
$PGDATA C:\Program Files\PostgreSQL\9.6\data
主だったものは以下の通り。
・data
データベースのルートディレクトリ
最初から3つのデータベース(templete0,templete1,postgres)が定義されている
・global
システムカタログが格納されている
・pg_log
ログファイルが格納されている
・pg_xlog
WALファイルが格納されている
・postgresql.conf
各種パラメータの設定ファイル
・pg_hba.conf
クライアントの認証方法を設定するファイル
データベースクラスタとPostgreSQLサーバは1対1に対応する。
PostgreSQLサーバとは、データベースを管理するPostgreSQLのプロセス群(デーモンプロセス、バックエンドプロセス、バックグラウンドプロセスなど)、またはPostgreSQLのデーモン、サービスを意味する(物理的なサーバマシンの意味ではない)。
データベースクラスタとPostgreSQLサーバの組はインスタンスという。